よくある質問

※質問をクリックすると回答を表示します

ご祈祷について

  • ご祈祷を受けたいのですが、受付時間を教えて下さい。
    ご祈祷は毎日午前9時から、午後4時まで随時受付けております。
  • ご祈祷の受付はどこですか?
    平日は境内の授与所、土日祝日は山王夢御殿内で受付けております。
    当面境内授与所にて受付しております。
  • ご祈祷の料金はおいくらですか?
    個人の方は1万円から。法人の方は2万円からお請けしております。

赤ちゃんの祝い事について

  • 産湯(うぶゆ)とは
    生まれた赤ちゃんを沐浴(もくよく)させて、清める儀式の事です。生まれて初めて湯浴みをすることで、人間の仲間入りを果たす、という儀礼的な意味合いもあります。地域によっては、お湯に塩や酒を入れると子供が風邪をひかないという言い伝えがあるなど、全国で様々な習慣がみられます。古くは氏神神社の水を汲み、その湯で産湯をすることで産子(氏子)になるともいわれていました。
  • 初宮詣は生後何日目にするのですか?
    初宮詣とは、親子ともども出産という大事を、神様の御加護によって無事に終えたことの奉告と、子供の健康と成長、そして今後のご加護をお願いするために神社へ参詣する人生儀礼の一つです。
    地方により多少違いがあるようですが、普通は男児が生後三十二日目(または三十一日目)、女児は三十三日目に参詣します。
    初宮詣には、子供に祝着を着せ、夫の母(姑)が抱くのか習慣になっています。祝着は、男児が黒字の紋付きで、女児は友禅の晴れ着が伝統的です。かつては、祝着を妻の実家が調達していましたが、最近ではそういった古い慣習にこだわらない人も増えてきました。また、何日目というのも一つの基準であって、どうしてもこの日にしなければならないというものでもありません。まず赤ちゃんの健康を第一に考えるべきでしょう。
  • お七夜の祝い
    赤ちゃんの生後7日目に行う最初のお祝いのことです。この日に名付けの祝い(命名)を行い、奉書紙に「命名〇〇」と書いて、生年月日と命名者の署名をします。名前を書いた奉書紙は神棚や床の間、または部屋の中央などよく見える場所にお祀りして、神様にお守りいただくようお祈りします。名前は古くから人間の存続に必要なものと考えられてきました。名付けによって改めて体に霊魂が宿り、人格が備わると考えられています。
  • お食い初めは生後何日目にするのですか?
    一生食べ物に不自由しないようにとの願いを込め、誕生した子供に初めて食べ物を与える(真似をする)儀式を「お食い初め(おくいぞめ)」といいます。
    地方により多少違いがあるようですが、生後百日目または百二十日目に行います。この頃になると、子供に歯が生え始めることから、その成長を祝う意味もあるのです。
    この日には、新しい茶碗や汁椀、そして皿などを用意し、そこに赤飯と尾頭付きの魚、そして歯が石のように丈夫で硬くなるようにとの願いから小石が添えられることもあります。
  • 初誕生(はつたんじょう)
    生後満一年目の誕生日をいいます。昔の日本では個人の誕生日を毎年祝う風習は無かったのですが、この初誕生だけは古くから祝われてきました。この日は父方、母方の祖父母・親戚、仲人などを招いてお赤飯を炊き、お祝いの膳を囲んでお子様の健やかな成長を祈ります。地域によっては餅を子どもに背負わせたり、歩かせたりもします。子どもがひとり歩きを始めるのに際して、身に降りかかる邪気を祓い、新しく清らかな魂を戴くためと考えられています。
  • 初節句には何をしたらいいのですか?
    節句(節供)には「節日の供御」という意味があります。
    「節日」とは季節の変わり目などに行う祝いの日を、「供御」とは神様へのお供え物をいいます。
    つまり、節目には神様へのお供え物を捧げ、それをお下げして人々が共に食事をしたという習慣があったのです。今は節句と書くようですが、古くは節供と書きました。節供には一月七日の人日、三月三日の上巳、五月五日の端午、七月七日の七夕、九月九日の重陽の五つがあり、それらを総称して「五節句」といいます。「初節句」というのは、生後に初めて迎える節句のことです。
    男の子には端午の節句のときに、こいのぼりや武者人形、鎧兜などが、女の子には上巳の節句(桃の節句、雛の節句)のときに、雛人形が里親や親しい親せきから贈られます。

安産祈願について

  • いつお参りに行けばよいですか。
    昔からお産の軽い犬や猿にあやかって、戌の日 申の日にお参りに行くと良いとされていますが、ご家族のご都合の良い日を選んでお越し頂ければ結構です。
  • 戌の日や申の日はいつですか
  • 腹帯はございますか
    さらしの腹帯の用意がございます。ご希望の方はご祈祷の際にご一緒にお申込みください。(初穂料5千円申受けます)

    ご出産の後、ご使用になった腹帯は赤ちゃんの産着などにお使いください。神社にお持ちいただければお預かりも致します。
  • 腹帯はどのようにまくのですか
    1. 腹帯は半分に折り、お腹に巻き易いように丸めます。

    2. 腹帯の「わ(折り目)」を下にし、一周して、斜め上から下腹部に向かって巻きます。

    3. 下腹部の正面辺りで、上に折り返し、さらに腰に回します。

    4. 巻き始めの端を折り返し、二周目を巻いていきます。

    5. 折り返し、巻き続けます。

    6. あまり、きつくならない様に気をつけて巻いていきます。

    7. 巻き終わりは腹帯の間に折り込みます。

    8. 完成です。

七五三のお参りについて

  • 10月に七五三のお参りをしたいのですが、可能ですか?
    はい大丈夫です。
    千歳飴の準備も出来ておりますので、ご都合の宜しい日にお越し下さい。
  • 駐車場は有りますか?
    参拝者用の駐車場がございますが、11月中は大変込み合いますので、電車など他の交通機関を利用してお越しになる事をお勧めします。
  • 七五三は男女それぞれ何歳で祝うのですか?
    七五三の祝いを、古くは「髪置き」「袴着」「帯解き(紐解き)」の祝いと言っていました。 髪置きは三歳の男女児の祝いで、もう赤ん坊ではないという意味から、今までそっていた髪をこの日から伸ばし始める儀式です。袴着は五歳の男児の祝いで、初めて袴を着ける儀式、帯解き(紐解き)は七歳の女児の祝いで、着物の付け紐を取り去り、帯に替える儀式です。
    現在では、その年齢に当たる子どもに晴れ着を着せて、11月15日に神社に参詣し、子どもたちの成長と健康を感謝すると共に、今後の成長とさらなる健康を祈願する儀礼となりました。なお、本来は数え年で祝いますが、最近では満年齢で祝う割合が高くなり、また参拝の日取りも11月15日に拘らず、その前後の都合の良い日に参拝する傾向が強くなってきました。
  • 出張カメラマンは同行できますか?
    はい大丈夫です。
  • 撮影に関して制限はありますか?
    祈祷殿内での撮影はご遠慮いただいております。
    屋外での撮影の際は通行や参拝の妨げにならないようご配慮をお願い致します。

人生儀礼について

  • 成人式の由来を教えて下さい。
    満二十歳になると、法律上でも責任ある一人前の成人として扱われます。この成人に達した人たちを祝う儀式が「成人式」です。
    現在では国民の祝日として、一月の第二月曜日に「成人の日」が定められていますが、この日には各地で成人に達した人達を祝う式典が催されたり、神社でも成人祭が行われ、神様に成人となったことを奉告する姿が見受けられます。
    このように、成人となったことを社会から公認されるわけですが、実は日本には古来から「元服」という、現在の成人式に該当する儀式がありました。元服とは、男子が成人となった証しとして、成人の装束を着て髪を結い、冠をかぶる儀式です。十二歳から十六歳位までの間に行われ、このときに幼名を廃して烏帽子をつけます。また、貴人の子息の場合は、この際に位を授けられました。室町中期以降になると、身分の高い人の他は前髪を剃ったり袖を短くするなど、様々な形式の儀式が行われていました。
  • 男女の厄年を教えて下さい。
    日本には古来から、人生の節目を「厄年」として忌み慎む習わしがあります。
    厄年とは、人間の一生のうち、何らかの厄難に遭遇する恐れの多い年齢をいい、医学の発達した現代においてもなお、万事に慎まねばならない年齢として、人々に意識されています。
    厄年とする年齢は、時代によって多少の変化はありますが、一般的には数え年で男性は二十五歳、四十二歳、六十一歳で、女性は十九歳、三十三歳、三十七歳とされ、中でも男性の四十二歳と女性の三十三歳は大厄といい、その前後の年齢も「前厄」「後厄」として、特に忌むべき年齢といわれています。厄年というのは、現代の生活にもあてはまる人生の転換期であり、肉体的にも精神的にも調子を崩しやすい年齢といえます。厄払いの方法としては、神社に詣でて祈祷していただくのが一般的です。

古いお札について

  • 古いお札はどうしたらよいのですか?
    日枝神社境内に古札納め所がございますので、そちらに納めて下さい。後日、神職が焼納いたします。
  • 人形やダルマをお焚き上げして頂きたいのですが可能ですか?
    申し訳ございませんが、お焚き上げ出来る物は、古いお札・お守りに限らせて頂きます。ビニールや陶器等もお焚き上げ出来ませんので、分別して燃える物(紙製・木製・布製)のお札・お守りのみお持ち下さい。

神棚について

  • 神棚はどこに設けたらいいですか?
    神棚は明るくて清浄な高い場所(人の目線よりも高い場所)に、南向きあるいは東向きに設けます。また、家族や会社の人が、お供えしたり拝礼したりするのに都合のよい場所であることも大切な条件になります。ただし、人が出入りをする場所の上、例えばドアの上であるとか障子や襖の鴨居の上に、神棚を設けることは避けるようにします。
    家庭に神棚を設ける場合、場所としては座敷が一般的ですが、最近では座敷のない家庭も多くなったので、その場合は居間でよいでしょう。会社の事務所の場合は、その長たる人の席の近くや中心となる場所が適当です。
    神棚の中央には、神殿の形を模した宮形を置き、その中にお神札を納めます。神座の順位については、神棚の中央を最上位とし、次に向かって右側、その次が左側となります。従って、宮形が大きい場合には中央が神宮大麻を、向かって右側に氏神様、左側にその他の崇敬する神社のお神札をお祀りします。宮形が小さい場合は、神宮大麻を一番手前にお祀りし、その後ろに氏神様、次に崇敬する神社のお神札を重ねてお祀りします。お神札の数が増えて、宮形に収められない場合には、棚の上に丁寧に並べても差し支えありません。
  • 神棚はどこで購入出来ますか?
    境内の授与所で頒布しております。
  • 日枝神社で購入出来る神棚の種類を教えて下さい。
    当社で頒布している神棚は主に3種類ございます。
    大(屋根違い三社宮)
    幅64×奥行き24×高さ50cm
    初穂料2万円
    中(高床一社宮)
    幅47×奥行き25×高さ44cm
    初穂料1万5千円
    小(流れ小宮)
    幅32.5×奥行き12.5×高さ34.5cm
    初穂料5千円
    他にもお神札飾り4千円・破魔矢立て1千500円・御神鏡(2寸)5千円・神具セット3千円等もございます。

宝物殿について

  • 宝物殿の開館時間を教えて下さい。
    宝物殿の開館時間は、午前9時から午後4時まで。定休日は火曜日と金曜日です。
    休館日は神社行事により変わる場合がございます。
    詳しくはこちら
    https://www.hiejinja.net/gallery/treasure.html

忌服について

  • 親の喪にあたる場合、参拝を慎む期間はどれくらいですか?
    忌には忌(き)と服(ぶく)とがあります。
    忌とは、「死者の穢れ(けがれ)がついている為、世間に出ることを慎む期間」のことで、この間は神棚の前に半紙を張って隠し、お祭りも取り止めます。神社への参拝も遠慮することとされています。忌の期間にあっても、やむを得ない場合は適宜短縮しても差し支えありません。その地域の慣例により異なる場合があります。
    したがって神祭(神社参拝等)が出来ないのは最長で親が死亡した50日間となり、「忌」の期間が過ぎれば、神棚のお祭りを再開し、神社参拝も差し支えありません。服は喪服のことで、もともと人の死を悲しんで喪服を着ることをいいました。忌の期間が終われば日々の生活は平常に戻るわけですが、故人を追悼する情や社会的道義の上からも、なお当分の間喪服を着て晴れがましい場所に出ることを控えたいと思うのは自然なことです。このように身を慎みながら、悲しみを乗り越え、平常心に立ち返ろうとする期間を「喪中(もちゅう)」といいます。服の期間は、本人の哀惜の情によって決められるべきで、一律に日数を区切って規定するものではなく、それぞれの心情に委ねられます。普段の生活に戻るための「心のけじめ」をつける期間として、慎みを表しつつ平常と変わらぬ生活を送れるようにしていきます。「忌」と「服」の期間は混同されやすいので注意が必要です。