出張祭典祈願について
地鎮祭(じちんさい)
地鎮祭「とこしずめのまつり」ともいいます。
オフィス・店舗ビル、一般住宅その他各種建物の新築、 或は各種土木工事の起工に際して、 土地の神様を祀って神慮を和め、 土地の平安堅固と工事の安全を祈願いたします。
【鎮物について】
鎮物とは土地の神に献ずる品で、『延喜式』には「 金銀各五両銅鐵各五十斤水玉五十枚」と見え、他にも人像・銭・ 長刀子・小刀子・鉾・盾・ 玉等種々のものが鎮物として使用されました。
『日本書紀』には持統天皇六年五月に「 藤原の宮地を鎮め祭らしむ」と、 地鎮祭を行った事が記されていますが、 この鎮物は奈良藤原京跡から出土した「 富本銭九枚と水晶九本を収めた平瓶」を基に謹製したものです。
【鎮め方】
平瓶に水晶を入れ酒を注ぎ、 銅銭九枚を入れて平瓶の口を和紙で覆い、 麻で括って元の箱の収め、 主要建物の中央に当る位置に杭を穿ち埋納してください。
その際には、「 此の鎮物を此の所に底都磐根に納め奉り鎮め奉らくを平らけく安
らけく聞食せと恐み恐みも白す」と心中でご祈念下さい。
鋲打式(びょううちしき)
近代建築に於て行なわれる新しい祭に鉄柱の鋲打式があります。
鉄骨の建築においては鋲を以て鉄材を堅固に締めることが重要であ ることから、 現代の建築においては大切な儀式として執り行なわれます。
上棟祭(じょうとうさい)
上棟祭は単に「むねあげ」とも言われ、建物の柱が立ち、 棟木を揚げるにあたり、工匠の神
産土神を祀って行なう祭典です。
工事が無事に進んだ事に感謝を申上げ、 竣工後の安全をお祈りいたします。
工事関係者にとっては、最も感銘深い祭であるといわれます。
竣工祭(しゅんこうさい)
地鎮祭で工事の安全をお祈りしたのであれば、 竣工した暁にはお礼を申上げましょう。
竣工祭は オフィス・店舗ビル・ 一般住宅等の新築工事が神様の御加護により無事竣工したことを感 謝し、建物が末長く栄える事を祈る祭典です。
移転清祓(いてんきよはらい)
会社や事務所を移転する際には神様にご奉告し、御加護をお受け下さい。
神棚が無くてもお受けになれます。
氏子区域
以下の氏子区域に出張して祭典をご奉仕致します。
千代田区 | 新宿区 | 中央区 | 港区 |
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